初回相談時にご持参いただきたい資料
弁護士法人山本・坪井綜合法律事務所オフィスにて相談される際、相談をスムーズに進めるためにも、お手持ちの資料でご相談の内容に関連しそうなものがありましたら、ご来所時お持ちください。
もちろん、手ぶらで来ていただいても構いませんが、事前に相談したい事柄をメモ書き程度でも構いませんのでまとめておいて頂ければ、相談がスムーズに運び、聞き忘れなどを防ぐことができ、有効なご相談ができるものと思います。
それでは、初回相談時にご持参いただきたい資料等について、ご相談事案別にお伝えします。
- 1 離婚に関するご相談
- ① 夫婦の収入に関する資料
給与明細書、源泉徴収票、確定申告書控え、住民課税証明書等
② 夫婦の財産に関する資料
預貯金通帳、不動産登記簿謄本、住宅ローン残高が分かる書類、借金がある場合は残高の分かる資料、保険証書、年金に関する通知書、自動車登録事項等証明書や車検証の写し等
③ 暴行傷害等のDV事案の場合
診断書や怪我の状態の写真等
④ 不貞行為案件の場合
メールやSNSの履歴、写真等
⑤ 戸籍謄本、住民票等(既に取得済みであればお持ちください。)
⑥ 相手側と交渉中の場合
既に訴訟や調停になっている場合は裁判所から届いた書類一式、相手や代理人弁護士から送られて来た書類等 - 2 相続関係に関するご相談
- ① 相続関係系統図(手書きなど簡単なもので構いません。)
② 相続財産が分かる資料
不動産登記簿謄本、固定資産評価証明書または固定資産税納税証明書、名寄帳等、著貯金残高証明書または預貯金通帳、株券、生命保険証書、車検証等
③ 遺言書(作成されていれば)
④ 戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍原本、住民票等(取得済みであればお持ちください。)
⑤ 相手側と交渉中の場合
相手側と既に交渉されている場合は、相手側や代理人弁護士等から送られて来た書類や裁判所から届いた書類一式等 - 3 刑事事件に関するご相談
- ① 被害者等の事件関係者の判る資料
② 相手側と交渉中の場合
相手側と既に交渉されている場合は、相手側や代理人弁護士等から送られて来た書類や裁判所から届いた書類一式等 - 4 債務整理に関するご相談
- ① 債権者の氏名や債権額等が判る資料
契約書や請求書等
② 債務者の収入に関する資料
給与明細書、源泉徴収票、課税明細書、確定申告書控え、生活保護受給証明書、年金に関する通知書等
③ 資産に関する資料
預貯金通帳、不動産登記簿謄本、車検証の写し等
④ 債務者が法人の場合
会社の定款、債権者の氏名、買掛金一覧表等の債権額の判る資料、直近の決算報告書3期分等 ⑤ 相手側と交渉中の場合
相手側と既に交渉されている場合は、相手側や代理人弁護士等から送られて来た書類や裁判所から届いた書類一式等 - 5 交通事故に関するご相談
- ① 交通事故証明書(取得済みであれば)
② 事故発生状況報告書
道路状況や信号機、一時停止標示などの位置、進行方向、ぶつかった位置など、簡単で構いませんので書いてお持ちください。
③ 相手方確認資料
相手側が加入している自動車保険(任意保険)の契約会社名、担当者名又は代理人弁護士
④ 保険会社等の賠償金提示明細書
⑤ 怪我、後遺症の場合
ア 治療を受けた病院(整骨院を含む)の診断書(入・通院の期間、負傷個所の記載のあるもの)及び診療報酬明細書・施術証明書等
イ 後遺障害が発生し、自賠責保険の後遺障害等級の認定を受けている場合は、後遺障害診断書、後遺障害等級認定結果及び理由が書かれている書面
ウ 支払った治療費、証明書費用、通院交通費、家政婦・介護者などの支出に関する明細書・領収書等
エ 仕事を休み収入源となった場合の休業損害証明書
・給与所得者の場合は、休業損害証明書(事業主から事故前3か月の給料払いを記入したもの)、事故前の源泉徴収票、確定申告書控え等
・事業所得者(商工業、農林水産業、自営業、自由業等)の場合は、事故の年度とその前後の鑑定申告書控え、あるいはその他所得を証明できるもの(納税証明など)
➅ 死亡事故の場合
ア 死亡診断書又は死体検案書
イ 戸籍謄本(除籍謄本)
ウ 病院や葬儀関係の費用などの領収書・明細書等
⑦ 物損事故の場合
ア 修理費の請求書、修理工場の見積書(損傷個所の写真等)
イ 引上げ、牽引、運搬費の請求書又は見積書等
ウ 代車を利用の場合は、使用車両の請求書等
エ 事故車が全損となり、代替車両を購入した場合の代金及び登録費用などの請求書、領収書等
オ 車両の評価損を裏付ける資料
カ 所有権を確認する資料(自動車検査証等) - 6 クレジット・サラ金などからの借入に関する相談
- ① 借用証書や領収書・振込控等の債権者から受領した書類
② 返済しなければならない債権者(クレジット会、サラ金会社)の一覧表及び現在の残高
③ 最近数が月の給与明細等収入の判る資料
④ あなたの資産(不動産、預貯金、生命保険、所有車両等)内容が判る資料
⑤ 相手側と交渉中の場合
相手側と既に交渉されている場合は、相手側や代理人弁護士等から送られて来た書類や裁判所から届いた書類一式等 - 7 契約(売買、金銭貸借、賃貸借、企業間取引等)に関するご相談
- ① 契約にかかる資料
見積書、契約書、注文書、覚書、合意書等
② 代金支払いの裏付け資料
領収書、入出金の記載されている預貯金通帳、振込み控等 ③ 相手から受け取った書類
④ あなたが相手に渡したり送ったりした書類の控え等
⑤ 相手側と交渉中の場合
相手側と既に交渉されている場合は、相手側や代理人弁護士等から送られて来た書類や裁判所から届いた書類一式等 - 8 不動産(土地、建物)に関する相談
- ① 問題となっている不動産の登記簿謄本
② 固定資産評価証明書
③ 不動産の場所が判る公図、住宅地図
④ 土地や建物の写真等 - 9 労働関係に関するご相談
- ① 契約関係の資料
労働条件通知書、雇用契約書等
② 関連する社内規定
定款、就業規則、給与規程等
③ 相手側と交渉中の場合
相手側と既に交渉されている場合は、相手側や代理人弁護士等から送られて来た書類や裁判所から届いた書類一式等